標準型
鉄道橋を対象にして設計競技が実施された事例です。設計競技に先立って住民代表や有識者による検討委員会を組織し、橋梁のあり方について検討が行われたほか、デザイン選定委員会ではデザインの選定以外にも、設計競技の枠組み作り、募集要領の作成、審査基準の策定などが行われました。プレゼンテーションや審議の状況が(審査に差し支えない範囲で)公開で実施されるなど、2006年当時としては、先駆的な取り組みでした。
最優秀提案者には、設計業務だけでなく施工監理と施工時デザイン監理が随意契約で委託され、選定案の設計思想が工事完了まで一貫するように配慮されました。(詳しくは、ガイドラインの事例編をご覧ください。)